今回新たに、Shirona（シロナ）社のスキャナー「inEos X5」と、ミリングマシン「inLab MC X5」を導入いたしました。

「inEos X5」は、無駄なく効率的にスキャニングするようプログラムされています。フレキシブルな5軸連結式アームや広いスキャンエリアで、迅速かつ、高精度、深い被写界深度を実現しています。

「inLab MC X5」は、ウェット＆ドライ加工が可能で、異なる物性を持つ様々なマテリアルに適したプログラムと流水下での加工により、ダメージを抑えた加工が可能です。また、他社システムSTL修復物データを加工できるオープンプロダクションユニットであることも大きな特徴です。

ジーシー社のスキャナー「Aadva Scan」と、ミリングマシン｢Aadva ミル LD-I｣を導入しております。従来、ジルコニアの加工はミリングセンターにて行っていましたが、｢Aadva ミル LD-I｣により、弊社内にてミリングまで行えるようになりました。システム上でカスタムアバットメントの設計、ジルコニアフレームの設計などが行え、その場でジルコニアプレートから削り出しまで行う事により、品質の一元管理、トラブルへの迅速な対応、納期の短縮を実現しております。

CAM技術を応用し、精度の高い補綴物の製作をサポートするノーベル・バイオケア社のシステムです。20年以上の実績と5年保証に支えられ、天然歯とインプラントの両方で審美性・予知性の高い治療が可能となります。

当技工所で患者の症例に合わせ、クラウンコーピング、アバットメント、インプラントブリッジコーピングなどの適切な石膏模型を製作し、これをプロセラフォルテでスキャニングし、インターネットにより千葉県習志野市にある「ノーベルバイオケア幕張プラント」へ転送します。幕張プラントにて製作されるものはフレーム部分となり、審美的な面で一番重要となり、技工士にとっても腕の見せ所となる表層部分は当技工所にて仕上げます。